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子どもは親のサポートの元に、言葉を覚えていきます。親が話している言葉を真似することで、だんだんと慣れていくのです。英語にも同じことが言えます。英語レベルに関係なく、子どもたちの英語学習をサポートする方法を紹介します!



ここhelpful language (PDF, 200KB) には、ビデオで使用している英語表現が掲載されています。アクティビティをするときに活用してください。

英語を話す自信がない子どもたちもたくさんいることでしょう。そんなとき、自分のお父さんやお母さんが英語を使っているところをみたら、安心して話してみようと思うのではないでしょうか。学校以外の場所で英語に触れる機会があるということは、とても大切なことです。

学習項目を書き出す

このサイトやテキストには、子どもたちがこれからどんなことを学習するのかが書いてあります。これらを参考に、1学期ごとに学習する項目(単語や文型)を書き出してみましょう。そして、家でアクティビティをするときにそれらを使うようにしましょう。

「えいごの時間」を設ける

子どもたちが英語を話すには、それなりの理由が必要です。日本語で話した方が早いのに・・・と思わせてしまったら台無しです。そこで、「えいごの時間」を設定することをお勧めします。一日5~10分程度、集中して英語を話す時間を設けます。「これから5分間は英語の時間にしようね」とあらかじめ声をかけてから始めるようにすれば、子どもたちも心の準備ができます。

小さな子どもには、ぬいぐるみなどのおもちゃを使うのも効果的です。そのぬいぐるみは英語しか話さないという設定にすれば、ぐっと現実的になりますね。たとえば、「 Time with Harry(ハリーと話す時間)」のような名前をつけましょう。アクティビティの最中は、ハリーはいつもVery good! What's that in English? (それ英語でなんて言うの?)のような簡単な英語表現を言うことにします。

毎日の生活で英語を使ってみる

ここ language bank (PDF, 90KB).
に書かれたいろいろな表現を見てみましょう。そして毎日の生活の中で、いろいろなことをしながらこれらを繰り返し言ってみましょう。たとえば、お皿を並べたり、買い物をしたり、片付けたりしながら、以下のような表現を使ってみてください。自然に口をついて出るようになるまで繰り返しましょう。
Let's put the plates here.(お皿を並べて)
That looks nice!(きれいね!)
OK. Three yogurts.(はい。ヨーグルト3つ)
This goes here.(これはこっちね)

子どもから答えを引き出す

次のステップは、子どもから英語の答えを引き出すような表現を使ってみることです。たとえば、何かをしながら、以下のような表現を使って子どもに何かを頼んだり、意見を聞いたりしてみましょう。
Where is your book?(本はどこ?)
Can you put the spoons on the table?(テーブルにスプーンを並べてくれる?)
Which is your favourite?(どっちが好き?)